「おやつ、あげてもいいのかな?」愛犬の疾患別おやつの選び方

「おやつ、あげてもいいのかな?」愛犬の疾患別おやつの選び方

はじめに

持病をもつ愛犬にとって、おやつの選び方はとても重要です。
ストルバイトや腎臓病、アレルギーなど、体調や体質に合わせたケアが必要な子にとっては、日常の「ごほうび」も慎重になります。
IMAには日々「病気のある子にも安心してあげられるおやつはありますか?」というご相談をいただきます。
このコラムでは、よくある犬の疾患別に注意点をまとめ、IMAのおやつの中でどんな商品が合いやすいかをご紹介します。

よくある疾患とおやつの注意点

【1】ストルバイト(尿結石)

ストルバイトは、尿がアルカリ性に傾くことでできやすくなる結晶です。 発症しやすい子は、マグネシウムやリンなどのミネラル摂取量に注意が必要です。 また、しっかりと水分を摂ることも大切なポイントのひとつです。

日々の食事だけでなく、おやつでもバランスが崩れないよう意識してあげましょう。

  • ✅ おすすめ素材: 鶏むね肉、ささみ、白身魚などの低脂肪・高たんぱく素材
  • ⚠ NG素材: レバー、チーズ、塩分の多い加工おやつ

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鶏むねフリーズドライささみジャーキー(天草大王)

水を飲む犬

【2】糖尿病

糖尿病は、血糖値をコントロールするインスリンの働きが弱くなる病気で、食後の血糖値が急激に上がることが問題になります。 そのため、おやつにも血糖値を急上昇させにくい素材選びが求められます。

血糖値に影響しにくい低GI食品や、発酵食品・食物繊維の豊富なものがおすすめです。

  • ✅ おすすめ素材: 納豆、ごぼう、きのこ類、大豆、さつまいもなど
  • ⚠ NG素材: 小麦粉、白米、甘味料入りおやつ、ドライフルーツなど

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納豆フリーズドライ

【3】腎臓病

腎臓の働きが低下することで、たんぱく質やリンの摂取に制限が出ることがあります。 おやつは「低たんぱく」「野菜ベース」など負担が少ないものを、量を調整しながら取り入れることが基本です。

  • ✅ おすすめ素材: 鳴門金時、納豆、大豆製品、食物繊維の多い野菜など
  • ⚠ NG素材: 高たんぱくな赤身肉、内臓系、チーズなどリンが多い食品

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鳴門金時フリーズドライ納豆フリーズドライ

素材の前で待つ犬

【4】心臓病

心臓病のある子には、ナトリウム(塩分)の摂取制限が必要になるケースが多く、 あわせて肥満を防ぐために脂肪の摂りすぎにも注意が必要です。

  • ✅ おすすめ素材: 鶏ささみ、むね肉、野菜類、無塩・低脂肪素材
  • ⚠ NG素材: チーズ、脂肪の多い肉、塩分入り加工食品

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飼い主を見上げる犬

【5】肝臓疾患

肝臓に不調があると、脂肪の代謝や添加物の処理がうまくできなくなることがあります。 そのため、おやつは脂質の少ないもの、消化にやさしい素材を選ぶのが基本です。

  • ✅ おすすめ素材: 鶏むね肉、芋類、かぼちゃ、無添加野菜
  • ⚠ NG素材: 高脂肪の肉類、レバー、チーズなど脂質の多い食品

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ご注意ください

IMAのおやつは、すべて「無添加・素材そのまま」にこだわって作られています。
商品には「水分・たんぱく質・脂質・灰分」など基本的な成分値を表示しておりますが、マグネシウムやリンなどの微量成分は記載しておりません。
これらの詳細な分析には専門機関での検査が必要となるため、表示はしていないものの、素材の特性をもとにご提案しております。

持病のある愛犬へのおやつ選びは、必ずかかりつけの獣医師の判断を優先いただきつつ、
「どんな素材なら負担が少ないか」を参考にしていただければと思います。

犬と飼い主の優しい時間

まとめ

疾患があるからといって、「おやつを完全にやめないといけない」ということではありません。
その子の体質や状態に合わせて、素材や量を調整すれば、おやつの時間を無理なく楽しむことができます。

おやつは「ただのごほうび」ではなく、愛犬の健康を支える“食事の一部”。
特に疾患をもつ子には、素材や成分に配慮しながら、その子に合ったおやつを選んであげたいですね。

IMAでは、できる限りシンプルで体にやさしいおやつ作りを心がけています。
今回の内容が、おやつ選びのヒントとして役立てばうれしいです。

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